NO.90
画家 : 神奈川県
技法:アクリル画
画材:キャンバス、アクリル絵具
どきっとしたり、はっとするような、喉の奥が熱く苦しくなるような、どんな言葉にも表せない「すき」の気持ち。
様々なものに宿り、命を感じるその感情から派生する、たくさんの言葉にできない気持ちや心の揺れ動きを、色そのものや、重なりや滲み、混ざり合う様の中で表現したいと考え、抽象絵画を描いています。
底には哀しみがあり寂しさがあり
その上には諦めと絶望があった
そしてそれを覆うように
喜びと幸せが降り
いつか見渡す限り安心と安定があった
繰り返す感情の波と流れを重ねて
混ざり合いひとつになっていく
記憶は感情の倉庫であり
身体はそれに満ち溢れている
触れるもの全て
感情となり、記憶になる。