NO.36
アーティスト : 奈良県
技法:ミクストメディア
画材:木製パネル、アクリルガッシュ、スチレンボード、アルミテープ
アクリル絵の具を用いたカラフルな色彩表現で描かれた絵は、パズルのようにいくつかのパーツに切り分けられる。
さらにそのパーツは異なる高さで立体的に構成され、見る者によって様々な表情を見せる。
近年のテーマは『RED LIST(絶滅危惧種)』
動物園で見る動物の多くが絶滅の危機に直面し、絶滅危惧種に指定されている生き物の多くは人間の経済活動によって住処を奪われ・命を脅かされている。
受賞歴
○二科展デザイン部A部門
2016年 特選賞 受賞
2017年 入選
2018年 奨励賞 受賞
○全国ポストカード大賞展
2016年 奨励賞 受賞
2017年2018年 入選
○千葉デザイン展
2017年 千葉県立美術館長賞 受賞
本当の彼らの姿はどんな色や形だったのだろう。そう想いを馳せて今回はトリケラトプスを描いた。
巨大隕石の衝突によって絶滅したと考えられている恐竜。
化石からでは皮膚や羽毛の色はほぼわからない為、図鑑等で見る恐竜の姿は想像上の姿。記憶に残す事が出来なかった絶滅動物たち。
数々の奇跡から今この世界に生存する命。巨大隕石が再び衝突する可能性もないとは言いきれない。
抗えない運命に飲み込まれるのは仕方ないとしても、私たちは環境問題や野生生物との共生について考え行動する事ができる。
記憶の中の世界になる前に。