2011年3月11日の震災後から独学で絵を描き始める。
始めは画用紙などにボールペンやクレヨンで絵を描き、次第にキャンバスにアクリル絵具で描く楽しみを見いだす。宇宙や自然、音楽や哲学など様々な物事から影響を受けた作品を描いています。作品を見た人が自然と絵を描いてみたいと思ったり、身近にある色や形などに興味をもってもらえたらと思います。将来的に国内外で個展や展示を行い、絵画の魅力を伝えていきたい。

タツコン2018作品について

記憶がテーマの作品を描こうと思ったとき、知っていることと知らないことの２つ記憶を描いてみようと思いました。脳の中ですでに知っている部分は様々な色合いや立体感を出す画材を使って描き、まだ知らない未知の部分は宇宙をイメージした黒一色で描いています。ときに人は知っていたことを忘れてしまったり、知らなかったことを新しく覚えたりします。そんな面白くて不思議な脳の現象や記憶の相互作用などを、色の有無を通じて描いた作品です。