NO.16
技法:水彩画
画材:木製パネル、水彩紙、水彩色鉛筆、紅茶
ひかりのスピードで、きみと離れて
ひかりのスピードで、きみへと進む
また会えたら、どんな話をしようか
akita makiについて
岐阜在住のイラストレーター。
幼い頃からひよこのイラストを描き始めて20年近く。
2010年頃から仕事の傍ら創作活動をスタート。
ほんわかした彩度高めなイラストを得意としています。
今回のタツコンテーマは「時」。
最初に浮かんだものは「時間=距離÷速度」、そこから「光速」→「光年」→「宇宙船」、「ウラシマ効果」を連想しました。
くじら宇宙船が光の速さで宇宙を旅して、再び地球に戻ってくる時、乗組員の体感している時間は、地球の時間よりも遅いため、彼らは年を取らないことになります。
地球へ帰った時に、再会した仲間とは時間の差ができますが、そこでどんな話をするのか。
まだ旅の途中、宇宙の片隅に、「今」もこんな物語があるかもしれません。