NO.7
技法:ペン画
画材:シナベニヤパネル、ケント紙、墨汁
1990年生まれ。愛知県在住の作家。
大学院で建築構造関連の研究をしていましたが、独学で絵を描き始め、2015年に作家活動を開始しました。
丸ペンと墨汁による線で構成された作風です。
知識や連想などの力を借りて細密化した画面で、自身の魂の在り様や、人間の普遍的無意識を表現します。
タツコン作品「時には本を置いて」
作品に登場するもの・人・空間は、それそのものを表現しているわけではありません。
本の姿を借りたなにか、少女の姿を借りたなにかです。
想像してみてください。例えば私は、螺旋階段を昇る・降るように、時は熟していくと考えています。
このように私の作品は、いろんなものを借りて作られています。
まるで人間の見る夢のように。
さて、あなたは本を置いて、どうしますか?
答えは、心がすでに知っているでしょう。