NO.146
絵描き : 大阪府
技法:アクリル画 ペン併用
画材:イラストボード、アクリル絵具、ペン
薄汚く、残虐な本質とそれに反比例するかのように他者を思うという本質を併せ持った、アンバランスな人間という動物を絵で表現しています。
もう会えない、記憶の中だけの存在になってしまった人の事を思い耽る女性がモチーフ。
記憶の中の思い出は年月経つうちに曖昧になり、綺麗な思い出は断片的に、憎しみの思い出は色濃くなり、記憶の中だけの顔はだんだんと輪郭を失っていき、綺麗な思い出と憎しみの思い出は綯交ぜになり、記憶の中の人はいつしかバケモノになってしまった。
そんな過去に縛られた女子の絵です。