NO.39

大明

アーティスト : 大阪府

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技法:ペン画

画材:アクリル、インク、紙

 

1989年、京都生まれ
山村で育ち農業の経歴を持つ。その後デザイン専門学校へ進学。
現在はイラストレーターとしてデザイン会社へ勤務しつつ、展覧会・イベントにて精力的に作品を発表している。
森や水辺に存在する、多様な生物の様々な世界。それらをじっと観察していると、その無数の命の集合体に包まれ、自分という概念がなくなり溶け込んでいくような心地よさを感じます。
私の作風である、ひとつひとつのモチーフの細部まで目を向け集合体を描いていく工程は、その一体感を思い起こさせます。それらを描く中で、よりモチーフの本質を捉えること。そこに在るということ。その意味を問い、それを表現することを目指しています。

タツコン2017作品について

物体の本質とは何なのか。
それは人の認識を超えたところにあると考えます。
私にとって絵の主役は自然でありモチーフ。
それを観察し描写することでその本質を捉えることを目的としています。
今作では、まず対象(石)を目の前に置き、見たままを冷静に描き出した後、非日常的な世界観を構成しています。
そこで表現したいのは、絶対的普遍性を持った物質とそれを認識する人の不確定な思考の関係。
今、直面する現実に対する人の認識としての、「運」という考えもそれに似たものを感じました。

 

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