NO.34
ペインター : 関西
技法:デジタル画
画材:Photoshop CC
1988年生まれ。
タロットを題材に絵を描いています。
何百年もの長きにわたり、世界中の人々によって未だ構築され続けているタロットというシステムの、これからも変わらず継いでいくだろう流れを汲みとりつつ、自分なりの解釈で画面にアウトプットしています。
タロットカード大アルカナの10番目「運命の輪」を描きました。
「運命の輪」は、独り粛々と精神を満たす大アルカナ9番目のカード「隠者」が運命の女神フォルトゥーナの気まぐれのまま次の新しいステージへと否応無しに変調・変転する“変化”のカードです。変化にも色々種類がありますが、運命の輪の変化とは、積み重ねてきた過去に起因する状況の変化です。状況の逆転の暗示でもあるので、その変化が吉か凶かはその時の状況によって変わりますが、少なくともこのカードが出る時、貴方は運命的な変調の兆しを感じ心の何処かで変わることを自身に許しているはずです。
なので「運命の輪」はその多くが“チャンス”と読まれます。