都内を中心に古典やグループ展で発表しています。
人はどんなふうに生きていくのだろうかと、その姿を追いかけています。
人の姿を追ううえで「時間」の存在を避けることはできません。
進み続けると同時に、あらゆるものが過ぎ去るのだと考えると、少し寂しくなります。
そんな不可逆な流れに「記憶」や「意志」を持って向き合うとき、どのような姿が現れるのかを描きたいと思っています。

タツコン2017作品について

暗い森のなか、明るいほうへ惹かれるように、感じるままに動くさま。
灯りを頼りに舟は流れる。
寝起き頭は、流れることも受けとめる。
わたしの持つ小さな力と、森の大きな力がうねるなか、川は続いていく。